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私のプリンス  スーザン・ブロックマン

2009.05.18 *Mon
SEAL第十チームアルファ分隊の隊員たちがヒーローになる“危険を愛する男たち”1作目。元々ハーレクインで発売された作品の文庫化になります。

MIRA文庫 2009.02

ヒロイン:ヴェロニカ(ロニー)・セントジョン  メディアイメージ・コンサルタント
ヒーロー:ジョーゼフ(ジョー)・パウロ・カタラノット SEAL第十チームアルファ分隊指揮官・大尉。通称キャット

1991年、バグダッドにて任務についていたSEAL第十チームアルファ分隊の指揮官ジョーは、救出したウスタンジア皇太子をみて驚きを隠せなかった。皇太子はジョーにそっくりだったのだ。数年後、親善ツアーで訪米した皇太子は何者かに銃撃される。皇太子に怪我はなかったが、ツアーを中止するわけには行かず急遽身代わりが立てられることになった。白羽の矢が当たったジョーは、このツアーでの皇太子のイメージコンサルタントをしているロニーに、皇太子として仕立て上げられることになるのだった。ジョーは一目見たときからロニーのことがなぜか気にかかっていたが、所詮上流階級に属する彼女と、スラム出身の自分の間に恋など生まれるはずはないと思っていたのだが・・・。


うー、日本語の男性の一人称って訳すときにどれを選ぶのか難しいところなんだろうと思うんですが、この作品は「僕」。いやー30初めらしきSEALの分隊長が、自分の心の声とかで自分を「僕」って呼んでるのはやっぱりちょっといけてない気が・・・。「俺」だと粗野になりすぎな感じがするのかもしれないけれど、ジョーが「僕」「僕」って心のうちで言ってるのを読んでると、女々しくていじけた男に感じられちゃうんですよねぇ。。ただ、「僕」って部分だけじゃなくて、発言の語尾とかがソフトに訳されてるせいもあるかもしれません。
もうこれは個人的な好みなんでどうしようもないとは思いつつ、そのせいかジョーの印象がいまいちたくましく感じられないのが残念でした。ヒーローによっては「僕」って言ってても全然気にならないんですけどね。
で、気になりだすと他の部分も気になってしまって、話に入り込めず。好きな作者だけに余計に気になってしまうのかも。原書を見たわけじゃないのでわからないですが、多分“Lovers”じゃないかなと思われる単語を“愛人”って訳すのもどうかと・・・文脈的にも変だし、お互い独り身なんだから“恋人”って訳して欲しい・・・。

内容のほうは。同じSEAL隊員をヒーローにしていても、トラブルシューターシリーズとは雰囲気が違って、こちらはいわゆるロマンス小説の王道という作品です。
事件のほうは添え物で、二人の気持ちのすれ違い・結びつきが話の中心。ジョーがとにかくネガティブ思考でロニーの発言を悪いほう悪いほうへ解釈したり、スラム出身の自分と彼女の階級差や育ちの差のことを卑屈に考えてすぎいる姿が目に付いてしまいました。
けっして面白くなくはなかったし一気に読んだのですが、どうしてもトラブルシューターと比べてしまって、全体的にさらっと楽しめる作品という感じがしました。


☆ピンク☆ピンク☆ピンク


SEAL第16チームを描いた大好きな“トラブル・シューターシリーズ”は2000年より発表されていますが、こちらの“危険を愛する男たちシリーズ”は、原作が1996年~2003年の間に11冊発表されています。
文庫のほうは3作目まで一気に出ましたが、続きは文庫化されるのかな?

 ≪危険を愛する男たち MIRA文庫版≫
  1.私のプリンス
  2.あの夏のヒーロー
  3.希望は君の瞳の中に
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