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戦士と魔術師の娘  キャサリン・コールター

2009.05.23 *Sat
ヴァイキングシリーズ4作目はかつて奴隷だった、クリーヴがヒーローです。

 ランダムハウス講談社 2008.12

ヒロイン:チェッサ(18) アイルランドの王の娘
ヒーロー:クリーヴ(23? 25?) ノルマンディ公の使者

クリーヴは、アイルランドの王の娘チェッサとノルマンディ公の跡継ぎの婚約を取り付けるため、ノルマンディ公の使者としてアイルランドを訪れていた。しかしクリーヴに会ったチェッサは一目で彼に心を奪われ、彼を美しい男と言い、惹かれていることを真っ直ぐに伝えてきた。顔に大きな醜い傷跡のあるクリーヴは、自分が美しいはずはなく、元奴隷という自分の立場とアイルランドの姫が結ばれることはありえないと考え、チェッサとノルマンディの王子との結婚を勧めようとする。しかしオーク王国の王子ラグノーとチェッサを結婚させようとたくらむ男がチェッサを誘拐し、オーク王国へ連れ去ろうとするのだった。


3作目ヒーロー・メリックに助けられた奴隷のクリーヴがヒーローで、彼の出生の秘密が明らかになります。

ヒロインは「戦士と美しき人質」にでてきた魔術師ホルミューズの娘。思ったことをなんでもはっきりいうチェッサは人としてはとっても気持ちがよかったんですけど、あまりの口のうまさに空恐ろしく感じてしまいました。途中までクリーヴが頑なすぎなところもありましたが、ヴァイキングじゃないので変に尊大な部分はないし、心の中ではチェッサを愛してやまない姿はよかったです。
途中、今までのシリーズ中に登場したヒーローを含むヴァイキングの男たちが女たちに手のひらでころころ転がされてる様子が見れたのが嬉しかったですねー。散々傲慢ぶりを見せ付けてきた男たちが、妻にあしらわれている姿はいいものだわ(笑)。

さらには話全く予想できない方向へ進んでいって、ファンタジックな話にどんどんなっていってしまったのが驚きでした。えー!それ登場させちゃうの??という感じで。。
途中からロマンス読んでるって感じではなくなったんですけど、シリーズもの最後の大団円的な楽しみもあったしシリーズの中では一番楽しく読めました。



 ≪ヴァイキング・シリーズ≫
  1.ヴァイキングと白夜の乙女
  2.戦士と美しき人質
  3.戦士と誇り高き王女
  4.戦士と魔術師の娘
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