スポンサーサイト

--.--.-- *--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

遥かなる心  リンダ・ラエル・ミラー

2009.08.19 *Wed
マッケトリック・シリーズ、邦訳3作目になります。

 MIRA文庫 2008.09

ヒロイン:モリー・シールズ(30) 著作権代理店経営者
ヒーロー:キーガン・マッケトリック  マッケトリック社重役

モリーは期待と不安を胸に抱えながらインディアン・ロックの街に降り立った。1年半前やむを得ず手放した息子ルーカスに再会できる。結婚しているとは知らなかったとはいえ、妻のある人との間にできた息子を、モリーは泣く泣く彼女を騙した男と彼の奥さんのもとに養子に出したのだった。その男は1年前に亡くなり、今は養母のセイキーが1人で赤ちゃんを育てているのだった。彼女の屋敷にを訪れるとセイキーは不治の病に侵されていた。そして、モリーに自分の亡き後、ルーカスの母親になってくれというのだった。願ってもいない申し出に飛びつくモリーだったが、セイキーの友人キーガンはモリーに会うなり彼女に暴言を投げつけ、街を出て行けと迫ってきたのだった。

うーん。いい話なのですが、自分的にはしっくり来ませんでしたね。このシリーズ今まで読んだ3作品とも、こんな印象だったなぁ。ただ読んでる最中は、するすると読み進められる作品でした。

ヒロインの置かれている状況が可哀想過ぎました。最低な男に騙されて、その男が結婚していることを知らないまま交際をしているうちに、妊娠。1人出産するも、赤ちゃんのためを思って手放したという過去を持つヒロイン。知らなかったとはいえ、愛人になってしまっていたモリーは、セイキーやキーガンに何を言われてもじっと受け入れて耐えしのんでばかり。

ある程度は仕方がないとはいえ、キーガンがひどい責め方する姿には嫌な気分になったし、なぜか事実を伝えないモリーも不思議だった。
そのあともあれだけ責めたこともなんとなくうやむやになったまま、いつのまにやらお互いに求め合っていたりとか、どうも感情のやり取りの乏しさが目立ちました。はっきり謝れよ!とヒーローに少しイラッ。

最終的にはほろりと来る場面もあったのですが、そこまでにいきつくまでのセイキー目線の心情が描かれないだけに、彼女のやっていることも理解できなくもないけれど、疑問符を投げかけたくなったり。
読んでいながら、ちょっとずつ登場人物の心情に到達できない感じを受けました。
大事なことを伝え合う様々な場面で、ええーそれで終わり?それでだけでいいの?っていうのが結構ありましたね。

このシリーズ3作品を通してマッケトリックの莫大な財産の香りと、大事なもののためにはお金に頓着しない行動というのを見せ付けられましたが、どうもこれも違和感を感じずにはいられない。
このヒーローたちの感覚の根底にあるものにどうしても抵抗感を覚えてしまいました。



  ≪マッケトリック家シリーズ≫
  1. (未邦訳)      High Country Bride (2002)
  2. (未邦訳)      Shotgun Bride (2003)
  3. (未邦訳)      Secondhand Bride (2004)
  4. (未邦訳)       McKettrick's Choice (2005)
  5. 永遠を紡ぐ家   Sierra's Homecoming (2006)  
  6. 幸運に輝く星   McKettrick's Luck (2007)   
  7. 誇り高き血     McKettrick's Pride (2007)
  8. 遥かなる心     McKettrick's Heart (2007)
  9. 愛をつなく道    The McKettrick Way (2007)
 10.(未邦訳)       A McKettrick Christmas (2008)
5.             6.            7.            8.            9.
                  


COMMENT (0)  TRACKBACK (0) 

COMMENT

Comment Form

TRACKBACK

TrackBack List

04
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30



カレンダー

03 | 2018/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -



検索フォーム

文庫レーベル名で検索できます



最新記事



カテゴリ

※アンソロジー (1)
アイリス・ジョハンセン (6)
アマンダ・クイック (9)
アン・グレイシー (2)
アンナ・ゴッドバーセン (1)
ヴィクトリア・アレクサンダー (3)
M.J.ローズ (1)
エリザベス・ソーントン (6)
エリザベス・ホイト (1)
エリザベス・ローウェル (1)
エリン・マッカーシー (1)
エロイザ・ジェームズ (4)
カーラ・キャシディ (1)
カーリン・タブキ (1)
ガーレン・フォリー (1)
カレン・ホーキンス (2)
カレン・マリー・モニング (3)
キャサリン・オルレッド (1)
キャサリン・コールター (15)
キャスリーン・E・ウッディウィス (3)
キャスリン・カスキー (1)
キャンディス・キャンプ (4)
クリスティーナ・ドット (10)
クレスリー・コール (2)
コニー・ブロックウェイ (3)
サブリナ・ジェフリーズ (1)
サリー・マッケンジー (1)
サンドラ・ブラウン (4)
J.R.ウォード (2)
ジェイン・アン・クレンツ (2)
ジェシカ・ベンソン (1)
シェリー・トマス (1)
シェリル・ホルト (1)
ジェン・ホリング (1)
ジャッキー・ダレサンドロ (3)
シャノン・マッケナ (5)
シャーレイン・ハリス (3)
シャロン・サラ (1)
ジュディス・マクノート (5)
ジュリー・ガーウッド (9)
ジュリア・クイン (5)
ジュリアン・マクリーン (1)
ジョージェット・ヘイヤー (1)
シルヴィア・デイ (2)
スーザン・アンダーセン (2)
スーザン・イーノック (2)
スーザン・ウィッグス (2)
スーザン・エリザベス・フィリップス (1)
スーザン・キャロル (1)
スーザン・ブロックマン (18)
ステファニー・ローレンス (2)
ソフィー・ジョーダン (2)
ソフィア・ナッシュ (1)
ダイアナ・パーマー (4)
ダイナ・マコール (1)
タラ・ジャンセン (1)
デボラ・マクギリヴレイ (1)
トレイシー・アン・ウォレン (1)
ノーラ・ロバーツ (1)
パトリシア・グラッソ (2)
パメラ・クレア (1)
ブレンダ・ジョイス (3)
ベティーナ・クラハン (1)
ペニー・ジョーダン (1)
マギー・シェイン (3)
マージョリー・M・リュウ (1)
メアリー・ジョー・パトニー (4)
リサ・クレイパス (15)
リサ・ジャクソン (3)
リサ・マリー・ライス (6)
リンゼイ・サンズ (1)
リンダ・ハワード (3)
リンダ・ラエル・ミラー (3)
ルーシー・モンロー (2)
レイチェル・ギブソン (1)
レベッカ・ヨーク (5)
ロビン・ショーン (1)
ローラ・キンセイル (1)
ローラ・リー (1)
ローラ・リー・ガーク (1)
ローリー・ハンデランド (1)
ローリ・フォスター (3)
ロレイン・ヒース (2)
ロレッタ・チェイス (1)
雑記・つぶやき (8)



プロフィール

ちょこ

Author:ちょこ
突然ロマンス小説の魅力にどっぷりはまりました。
備忘録として感想を綴っています。



月別アーカイブ



2010年1月 刊行予定

1/7 フローラブックス
 「暗号は愛のささやき」
     …ジェンナ・ピーターセン
 「ラブチャートは気ままに」
     …ダイアン・カステル

1/8 ライムブックス
 「愛は陽炎のごとく」
     …メレディス・デュラン
 「ヴィンテージ・ドレス・プリンセス」
     …メグ・キャボット

1/8 マグノリアロマンス
 「秘密の賭けは伯爵とともに」
   …ジェシカ・ベンソン
 「淡き影と愛の呪い」
   …ラリッサ・イオーネ

1/8 ランダムハウス講談社
 「静かに燃える宝石」
     …キャリン・モンク

1/9 ラズベリーブックス
 「漆黒の旅人―ザレク―」
   …シェリリン・ケニヨン
 「身代わりのレディと誓いの騎士」
   …ジュリア・レイサム

1/15 MIRA文庫
 「秘密のコテージ」
     …キャンディス・キャンプ
 「霧のぬくもり」
     …ヘザー・グレアム
 「ホテル・インフェルノ」
     …リンダ・ハワード
 「ビター・スウィート」
     …アン・スチュアート

1/上旬 ハヤカワ・イソラ文庫
 「林檎の庭の秘密」
     …サラ・アディソン・アレン
 「パリは恋と魔法の誘惑」
     …ケイティ・マカリスター

1/18 ソフトバンク文庫
 「黒き公爵の花嫁」
     …サマンサ・ジェイムズ
 「あなたに愛の歌声を」
     …パトリシア・グラッソ

1/20 二見書房
 「真夜中にワルツを」
     …ジャッキー・ダレサンドロ
 「夜の嵐」
     …キャサリン・コールター
 「高慢と偏見とゾンビ」
     …セス・グレアム/ジェイン・オースティン

1/20 ヴィレッジブックス
 「Dark Desires」
     …イヴ・シルヴァー
 「炎の山稜を越えてII アウトランダー18」
     …ダイアナ・ガバルドン
 「Breakneck」
     …エリカ・スピンドラー
 「妖精王女メリー・ジェントリー2 A CARESS OF TWILIGHT 上・下」
     …ローレル・K・ハミルトン

1/下旬 扶桑社ロマンス
 「青銅の騎士(1) レニングラード上・下」
     …ポリーナ・シモンズ
 「デモンズ・キス(仮)」
     …エヴァ・シルヴァー



リンク

このブログをリンクに追加する

ブログランキング・にほんブログ村へ



最新コメント



rain shininig



QRコード

QRコード



Copyright © ロマンス小説狂想曲 All Rights Reserved.
テンプレート配布者:サリイ (素材:ふるるか) ・・・ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。