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見つめあうたび  エロイザ・ジェームズ

2009.09.05 *Sat
エセックス四姉妹シリーズ、2作目。ブロンド美女の次女アナベルのお話です。

 ライムブックス 2007.04

ヒロイン:アナベル・エセックス(22)  スコットランドの貧乏貴族の娘
ヒーロー:ユアン・ポーリー(30位) アードモア伯爵。スコットランド貴族

1817年4月、ロンドン。エセックス四姉妹の次女アナベルは、浪費家の父に、子供の頃から家計のことをすべて任せられてきた。貧しい生活のなかで苦労したアナベルは、自分の美貌を武器に、裕福なイングランド貴族との結婚を目指していた。アナベルの妹イモジェンは、ハンサムなスコットランド貴族のアードモア伯爵を自分の愛人にすると息巻いており、それがきっかけである事件に巻き込まれた、アナベルとアードモアとのスキャンダル記事がゴシップ紙に掲載されてしまう。不名誉な出来事のために、スコットランドの貧乏貴族らしいアードモアからの求婚を、しぶしぶ受け入れたアナベル。しかしスコットランドのアードモアの領地へ向かう旅の中で、アナベルはアードモアに対し強く惹かれている自分の気持ちに気づいていくのだった。

面白かったー。1作目がまあまあな感じだったのですが、こちらはぐぐっと心をわしづかみしてくれました。
日本ではシリーズ邦訳1作品目になる本作ですが、面白さの点からいけば、なるほど、編集者がこっちを先に出して読者を掴みたかったんでしょうね・・・。でも、やっぱり順番どおりに読んだほうが断然いいと思えるストーリー展開でしたねぇ。

アナベルは金髪碧眼の美女ですが、子供の頃から父親に家計のこと、経理のことを一身に背負わされてきたために、非常に現実的な考えを持った女性。貧乏で苦労はしたくないと、裕福なイングランド貴族のもとに嫁ぐことを目指しています。
とても美しいのに、女の子らしい夢を見ることもなく過ごしてきた彼女の心情は、とてもいじらしかったです。

ユアンのほうは最初のうち、放蕩者というよりは、なんだか投げやりで適当な性格だなーと思ってたのですが、アナベルへの気持ちが募ってからは、真っ直ぐすぎてキラキラしていました(笑)。30前ぐらいかなと予測したんですけど、それでこの純粋さは記念物ものですね。。男性的な深みのある感じではないんですが、裏表のない性格で好感が持てました。

ユアンのアナベルに対するメロメロ振りがたまらなく可愛らしく、戸惑いながらもそんなユアンを受け入れていくアナベルもよかったです。二人の心が重なり合っていく描写はとーっても温かい気分にさせてくれました。その後も、問題があってもお互いに正直に心を語り合うので、気持ちよく読めました。


それにしても!前作に引き続き三女イモジェンが強烈でしたねぇ。
1作目でも感じたんですが、彼女の振る舞いは痛ましかったですね。自分勝手でわがままな行動を取りまくってるのは確かなのですが、なんというか、心の奥で非常に苦しんでいるのだろうなぁと感じさせるものがあります。まーそうはいっても迷惑なことに変わりはないのですが。
このぶっ飛んでるイモジェンが3作目で、どんな姿を見せてくれるのかとても楽しみ。
こういうタイプ苦手なはずなのに、幸せになって欲しいなぁと、なぜか思ってしまいます。


あとがきによると、この話はヒロイン妹のエピソードをカットしているとのことで、面白かっただけに非常に残念です・・・。長過ぎたとか書いてるけど400ページ強しかないわけだし、全訳で出してくれればいいのに・・・。
勝手な予想で、イモジェンがメインにアプローチしまくる下りをカットしてるのかなとおもうのですが・・・それともジョージーとメインになんらかの出来事が起こっているのでしょうか。あー気になる!


☆ピンク☆ピンク☆ピンク☆ピンク☆ピンク


  ≪エセックス四姉妹シリーズ≫
   1.瞳をとじれば
   2.見つめあうたび
   3.まばたきを交わすとき
   4.恋のめまい
 1.              2.             3.              4.
                

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