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幸せの宿る場所  リサ・クレイパス

2009.08.18 *Tue
1人称で書かれているコンテンポラリ・シリーズ2作目です。
※2作目自体が、1作目のネタバレになっていますので、未読の方はご注意ください。

 ライムブックス 2009.02

ヒロイン:ヘイヴン・トラヴィス トラヴィス家の娘

兄の結婚パーティで、ヘイヴンは、一度見たら忘れられない青い瞳をもち、尊大で無礼な態度で佇む男性を見かけた。その後、恋人のニックを追って入ったワインセラーの暗闇で、今までにないほど熱く甘いキスを交わした相手はニックではなく、先ほど見かけた男だった。2人の間には強く惹かれあうものがあったが、彼はかつて兄の事業を邪魔した宿敵だったのだ。父親の反対を押し切り、恋人のニックと駆け落ちをしたヘイヴンだったが、夢を見ていた結婚生活はヘイヴンの想像とは全く違ったものになるのだった・・・。


ヒーロー:ハーディ・ケイツ(27位) 石油関連企業の経営者

うむー。なんとも考えさせられるお話でした。1作目が、少々読みづらくのめりこめなかったのに対して、こちらはあっという間に引き込まれて、続きが気になってしょうがない展開でした。ただ、大きな社会的問題を扱っているだけに、痛々しい部分も多く、読みながら眉をぎゅーっと潜めてしまっていることもしばし。。

夢に描いていた結婚生活の悲惨な状況で深く傷ついたヘイヴンが、もがきながらも、少しずつ自分自身と本当の愛とを取り戻していく姿には胸が詰まる感じがしました。
家族とのつながり、父との歯痒い関係やステキな義姉への複雑な思いなど、一人称だけにヘイヴンの感情が手に撮るように伝わってきました。

ただ、一人称はヒロインの気持ちが真に迫る面ではよいと思うのですが、自分的には、必死の思いで成り上がって成功し、リバティとの関係を失ったあとに、ヘイヴンと出会って真実の愛を知った、ハーディの側から見た心情を読見たい気もしてしまいました。
非常に粗野で複雑な心を持つ彼が、最後にどんな思いで愛を手に入れたのかなぁと気になります。
全体的に1作目よりもロマンス色も濃い目で適度にホットなのも嬉しかったですね。

1作目では、ちょっと無責任な快楽主義者の弟という印象しかなかった、トラヴィス家の次男ジャック。このお話の中ではヘイヴンを守るとても優しい兄ぶりを発揮してくれていました。静かに見守るゲイジと、なにかと手助けしようとしてくれるジャック。それにジョーも含めて、ヘイヴンの兄たちの存在がとてもうらやましかったです。



今年3月に原作が発表された3作目は、次男ジャックの物語。邦訳が楽しみです。

  ≪Travisシリーズ≫
        
  1.夢を見ること      2.幸せに宿る場所


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