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誇り高き微笑  スーザン・ブロックマン

2009.10.26 *Mon
SEALたちのロマンスを描く“危険を愛する男たち”シリーズ5作目です。

 MIRA文庫2009.08

ヒロイン:P.J.リチャーズ(25) 連峰情報委員会(フィンコム)の諜報員
ヒーロー:ダリル・ベッカー(36) SEAL所属の少尉。愛称ハーヴァード

フィンコムとSEALとの対テロ合同訓練が始まって以来、フィンコムのメンバーで唯一の女性であるP.J.は自分をなにかと心配するSEAL将校のハーヴァードの態度に不満が募っていた。彼女は参加してるフィンコムの男性たちの誰にも負けない自身があったが、ハーヴァードは女性が戦闘に赴くのは反対だとはっきり口にしていた。ハーヴァードは彼女に惹かれているかのように甘い笑みを浮かべるが、第一線で活躍するために血のにじむ努力をしてきたP.J.は、彼の考えに反発を隠せないのだった。

このシリーズはSEALのロマンスを描いているものの前作までは、ほとんどSEALとしての活躍は見られなかったのですが、本作は、フィンコムとの合同演習を描いているので、いままでの中では一番SEALとして行動していました。というかSEALらしさを発揮してたのはこれがはじめてかも。

ヒーロー・ヒロインとも黒人の美男美女です。最初のうち女性差別に対して敏感になりすぎてるP.J.の態度はあまり好きではなかったんですが、その気の強さが、物語的にはいいスパイスになってくれていました。

強くたくましく頭もよすぎるうえに目を見張るハンサムという完全無欠なダリルは、そのイメージとは違って温かな家庭で育った、家族を大事にする心優しき男でした。一方のP.J.は、男社会になんとか食い入ろうと努力を続け、決して弱音をはかない意志の強い女性。とても悲惨な家庭環境から自力で這いあがってきました。そんな二人がお互いの違いを認識しつつ、徐々に心を通わせていく過程は心温まるものもあったし、気が強いP.J.に手を焼くダリルは可愛らしく面白かったです。

ただ、トラブルシューターと似た展開なので、どーしても物足りない気もしてしまうんですねぇ。今までのシリーズ中では一番楽しめましたが。
それにしてもなんで彼らは危険な状況になるとムラムラするんですかねー(笑)アドレナリンのせい?


☆ピンク☆ピンク☆ピンク☆ピンク


 ≪危険を愛する男たち MIRA文庫版≫
  1.私のプリンス
  2.あの夏のヒーロー
  3.希望は君の瞳の中に
  4.招かれざる求婚者
  5.誇り高き微笑
  6.禁断の口づけ 

               



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